「わるいわるい王さまとふしぎの木 」人にやさしく思いやりを持って欲しい子に。
今回ご紹介する絵本はこちら「わるいわるい王さまとふしぎの木/あべはじめ」です。
あらすじ
わるいわるい王さまのお城での話。
王さまは「首をはねてやる」が口ぐせ。
今日もコックに頼んだ注文を変更して、困惑するコックに「首をはねてやるぞ!」
そんな王さまに、とうとうお世話する人たちは全員逃げ出し王さまはひとりぼっちに。
それでも王さまは「せいせいするわ!」
ある時、見知らぬおじいさんから幸せの実がなる木の種をもらいます。
なかなか芽の出ない種にも「首をはねてやるぞ!」と文句を言いつつも毎日水をやる王さま。
とうとう芽が出て、時間はかかりつつも大きな木に成長していきます。
いつしか動物たちも集まる憩いの場に。。。
他人へのやさしさを考えさせる絵本
幸せになるには、自分の欲望ばかりを満たしてはいけない、他人にやさしく、思いやりを持って欲しい。
そんなメッセージが込められているのかな?という絵本でした。